- 2017/09/20(水)
- 「自分の成長がやりがい」―藤田龍太さん
藤田龍太さん(勤務先:千葉県香取市 株式会社ローソンファーム千葉)
東京でサラリーマンとして会社勤めをしていたという藤田さん。
2014年10月から農家のおしごとナビを通じて株式会社ローソンファーム千葉に就職。
そんな藤田さんに農業を選んだ理由などをインタビューいたしました。
Q.まずは、これまでの職歴を教えてください
A.実は生まれは沖縄なんです。沖縄で育ち、沖縄で小学校の先生になりました。そして退職後、東京に上京し、新宿にある携帯電話のトラブルなどを対応するコールセンターで5年ほど働きました。そして、2014昨年ローソンファーム千葉に入社し、今年で4年目になります。
Q.農業とは無縁の世界からの転職ですが、なぜ農業をやってみようと考えたのですか?
A.子供が生まれて食べ物に気を付けるようになったことで、農業に関心を持つようになりました。それでコールセンターの仕事を続けながら、休日を利用して農業体験に何回か行ってみたんです。そしたら、これまでにない達成感を感じることができて、もちろん、同じ姿勢でずっと作業をしたり、暑かったりと大変だなと感じることもあったんですが、それよりもこれまでにない充実感の方が大きかったんですね。それで、より具体的に就農を考えるようになりました。将来的に自分の畑を持って、農園レストランでもできたらいいな、なんて思い描いたりして。
Q.多くの農家・農業法人があるなかでローソンファーム千葉様を選ばれた理由は何ですか?
A.妻の実家が千葉県なので、まずは地域を千葉県に絞って探しました。そして、同じやるなら大きな組織の歯車になるのではなく、ある程度の役割を任せてもらえそうなチャンスのある会社がいいと。少し矛盾するようですが、黒字経営で安定している会社がいいなとも考えました。その条件が一致したのがローソンファーム千葉でした。
社長からは「やりたいことがあったら何でもやっていい」と言われ、ここなら未経験の自分にも重要な仕事を任せてもらえるチャンスが与えられると感じました。
Q.入社前と入社後でギャップはありましたか?
A.ギャップだらけでした(笑)
入社前は、大自然の中で体を動かしたい、田舎でのんびりロハス的な感じをイメージしていたんですが、実際は、計画に基づき行動し、時間との勝負で、効率化を求められる仕事でした。始めた頃は肩や腰も痛くなりましたし・・・
Q. 嫌にはならなかったんですか?
A.それがならないんです。仕事が大変なのは当たり前ですから。それよりも、今もそうですが、これまで経験したことのないようなことを経験することができ、自分自身が成長しているということを実感できてとてもやりがいを感じています。社長の方針どおり、1年目からこれがやりたい!とチャレンジさせてもらっていて、失敗することもありますが、次第にできるようになっていくのが楽しいですね。やりたいことをやらせてもらえていることに感謝です。
Q.今後の目標はなんですか?
A.農業を始めたときは、何年後かには自分で畑を持って・・なんて漠然と考えていたんですが、今は、この会社をもっともっと成長させたい、と考えています。
この会社に勤めて3年以上経ち、今は大根の品目担当として全ての管理から販売を任されている他、部長の補佐役として全体管理も任され、1年目と比べ、出来る範囲が随分と広がりました。
社長はこれからもっと規模を拡大する方針ですので、後輩も増えてくるかと思います。規模が大きくなるにつれ、より結束力が強くなるよう、その支えとなれればと考えています。
Q.ありがとうございます。最後に、これから就農を考えている方にメッセージをお願いします。
A.未経験の方にとって、初めは大変に感じられることも多いかもしれません。でも、それはどんな仕事でも同じだと思います。あとは自分次第。
農業には他の仕事にはない“やりがい”がありますよ。
もしご興味があれば一緒に働きましょう!
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機械の運転も初めは全くできませんでしたが、今では慣れた手つきで動かしています。
【取材を終えて】
家族への思いをきっかけに、未経験でありながら農業を始めた藤田さん。テキパキと仕事されていて、イキイキとしていたのがとても印象的でした。農業は辛くて大変な仕事も多い為、辞めてしまう人も少なくない中で藤田さんは常に高い志を持ち、自分自身の成長を楽しんでいるからこそ頑張れているのだと思います。これからもご活躍を期待しています!取材のご協力ありがとうございました。
現在、藤田さんが働く株式会社ローソンファーム千葉では従業員を募集中です。
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